雨水タンクのある暮らし(7) 会社のベランダ、社員の菜園。
【住まいづくりのススメ】
雨水タンクのある暮らし(7)
会社のベランダ、社員の菜園。
<PDF版/165KB>
→ダウンロードして読む
http://www.aoibiwako.org/catalog/flyer_b4_amamizu_2012spring.pdf

昨年の春、大津市坂本駅のテナントビル2階に事務所を置く害虫対策業の会社、有限会社美鈴環境サービスさんから依頼を受けて雨水タンクをお届けしました。
あれから約1年。雨水利用の様子を伺いに訪ねたところ、話題は環境経営のお話に広がりました。
社員みんなで楽しむ
容量250リットルの雨水タンク「ホームダム」を設置されたのは、東面のベランダの端。ベランダ近くの縦樋から取水します。雨水タンクの前はベランダ菜園になっていて、さまざまな野菜がずらり。野菜のお世話も収穫も、社員みんなで仲良く協力して分け合っているそうですが、昨夏人気だったミニトマトは、「さぁ採りにいこうと思うと、もうない、ということがよくありました」と事務の高田裕美子さんは笑います。
バケツにも溜める
事務所の流し台の前には、ポリバケツが三つ、水をたたえて並んでいました。訊けば、これもタンクから取水した雨水。雨がたくさん降るとタンクがいっぱいになって溜まらず流れてしまうので、その分バケツに水を移すことで、三杯分、余計にためておくのだそうです。
こうした細やかな節水によって、2か月で7m3だった水道使用量が、雨水タンクの設置後は5m3まで減少。それでも、もともと使用量が少なく基本料金以下なので、経済的には今のところメリットがないんですが、と、社長の鈴木健司さんも苦笑い。
業界のオンリーワンを目指して
この会社では、雨水利用の他にも、廃材の再利用、省エネ、そしてグリーン購入(碧いびわ湖からおかえりティシュやkikitoペーパーなどを購入いただいています)など、さまざまな環境への取り組みをされています。また、業務で使用する薬剤についても環境への影響を考慮して選択・使用されています。害虫対策という、一見環境とは正反対のような業種でなぜ「環境」なのですか、と伺うと、意外な答えが返ってきました。
きっかけは鈴木さんが軽い気持ちで「何か資格が取りたい」と「エコ検定」を受けたことだそうです。しかし学んでいくうちに、環境の奥深さに魅かれたそうです。そして、環境にしっかり取り組むことで、業界でのオンリーワンを目指そうと考え、「環境経営士」の取得、「滋賀グリーン購入ネットワーク」への入会、「コンパクトエコシステム(CES)」の導入などを次々と取り組まれたそうです。雨水利用とベランダ菜園も、そうした取り組みを通じ、社内から出たアイディアでした。
環境経営は、人を育てる
環境経営に取り組んで気づいたことがある、と鈴木さん。それは、「環境経営は人を育てる」ということ。
たとえば環境経営を取り入れたことで、雨水をためたりゴミを計量したりと、今までやらなくてよかったことが増えました。しかしその分、逆に仕事をてきぱきと済ますようになったり、手が空いた社員さんが率先して動くようになったりして、結果として仕事の効率がよくなったそうです。
また社員さんがお客さんを訪問したときも、今までと違うことに気づくようになり、より信頼をいただけるようになった、とも。
鈴木さんの願いは自分の会社を百年続く会社にすること。そのためには、社員さんをノルマやルールで縛るのではなく、社員さん一人一人が自ら考え、行動できる環境を整えることだと思う、と鈴木さん。
相手の一部分だけを自分本位で「使おう」と思って接することは、相手の輝きを奪うこと。一方、相手のまだ見ぬ可能性に目を向け「活かそう」と思って接することは、相手の輝きに磨きをかせること。それは、人に対しても、雨水に対しても、同じことなのかもしれません。
* * *
はじめませんか?雨水タンクのある暮らし。
→(利用案内)雨水タンク・雨水利用システム
http://aoibiwako.shiga-saku.net/e566133.html
雨水タンクのある暮らし(7)
会社のベランダ、社員の菜園。
<PDF版/165KB>
→ダウンロードして読む
http://www.aoibiwako.org/catalog/flyer_b4_amamizu_2012spring.pdf

昨年の春、大津市坂本駅のテナントビル2階に事務所を置く害虫対策業の会社、有限会社美鈴環境サービスさんから依頼を受けて雨水タンクをお届けしました。
あれから約1年。雨水利用の様子を伺いに訪ねたところ、話題は環境経営のお話に広がりました。
社員みんなで楽しむ
容量250リットルの雨水タンク「ホームダム」を設置されたのは、東面のベランダの端。ベランダ近くの縦樋から取水します。雨水タンクの前はベランダ菜園になっていて、さまざまな野菜がずらり。野菜のお世話も収穫も、社員みんなで仲良く協力して分け合っているそうですが、昨夏人気だったミニトマトは、「さぁ採りにいこうと思うと、もうない、ということがよくありました」と事務の高田裕美子さんは笑います。
バケツにも溜める
事務所の流し台の前には、ポリバケツが三つ、水をたたえて並んでいました。訊けば、これもタンクから取水した雨水。雨がたくさん降るとタンクがいっぱいになって溜まらず流れてしまうので、その分バケツに水を移すことで、三杯分、余計にためておくのだそうです。
こうした細やかな節水によって、2か月で7m3だった水道使用量が、雨水タンクの設置後は5m3まで減少。それでも、もともと使用量が少なく基本料金以下なので、経済的には今のところメリットがないんですが、と、社長の鈴木健司さんも苦笑い。
業界のオンリーワンを目指して
この会社では、雨水利用の他にも、廃材の再利用、省エネ、そしてグリーン購入(碧いびわ湖からおかえりティシュやkikitoペーパーなどを購入いただいています)など、さまざまな環境への取り組みをされています。また、業務で使用する薬剤についても環境への影響を考慮して選択・使用されています。害虫対策という、一見環境とは正反対のような業種でなぜ「環境」なのですか、と伺うと、意外な答えが返ってきました。
きっかけは鈴木さんが軽い気持ちで「何か資格が取りたい」と「エコ検定」を受けたことだそうです。しかし学んでいくうちに、環境の奥深さに魅かれたそうです。そして、環境にしっかり取り組むことで、業界でのオンリーワンを目指そうと考え、「環境経営士」の取得、「滋賀グリーン購入ネットワーク」への入会、「コンパクトエコシステム(CES)」の導入などを次々と取り組まれたそうです。雨水利用とベランダ菜園も、そうした取り組みを通じ、社内から出たアイディアでした。
環境経営は、人を育てる
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たとえば環境経営を取り入れたことで、雨水をためたりゴミを計量したりと、今までやらなくてよかったことが増えました。しかしその分、逆に仕事をてきぱきと済ますようになったり、手が空いた社員さんが率先して動くようになったりして、結果として仕事の効率がよくなったそうです。
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2012年04月19日 Posted byaoibiwako at 18:03 │Comments(0) │★雨水タンクのある暮らし
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