準備会(第1回)

フォーラム準備会を行いました。
彦根の県立大学交流センターにて、大人13名・こども12名が
集まってくれました。


げんげんさんに進行をお願いして、まずはワールドカフェ方式
で、いまの暮らしの中で、「おかしいなぁ」と感じること、「こうだ
ったらいいのに~」と思うこと、について意見交換しました。


後半は、言いだしっぺである碧いびわ湖として、考えていること
をお伝えし、意見交換しました。

ちなみに、今日のお菓子は、安土にあるshop madreの米粉ス
イーツでした。


 *

(参考)よびかけ文より

碧いびわ湖では、<住まい>と<暮らし>(個人の価値観や家
族での暮らし、地域とのつながりetc.)と<働き方>(働く力を身
につける教育という面もふくめ)について、いろんな人の考えを
出し合って、いまよりも生きやすいあり方を探っていきたいと、思
っています。

具体的には、今年の6月に、はじめて行った<碧いびわ湖フォ
ーラム>という場を、そうした語り合いと共有の場にしていきた
いと考えています。

そのために、身近にいる方々にお声がけして、この語り合いの
場を一緒に運営していけたらと希望しています。

そのための、はじめての集まり(準備会)を11月27日(土)の
午後に行いたいと思います。

今回は、来れなくても、今後、継続的にしていきたいと思います。
いろいろな世の中の出来事などをみるにつれ、やっぱり、なにか
バランスが大きく崩れてきているように感じています。
みなさんと、ワイワイと真剣に楽しく、意見を交換し、進んでいけ
そうな方向性を共有して、近い将来のチャレンジにつなげていき
たいです。

以上  


2010年11月30日 Posted by aoibiwako at 18:18Comments(0)碧いびわ湖フォーラム

雨と思い出(ナナイロつーしん14号より)


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雨と思い出(村上悟)
ナナイロつーしん(第14号)に寄稿

雨が、好きだ。
 中学校最後の体育大会。午前中はなんとか持ちこたえていた重い雲から、大粒の雨が落ち始めたのは、体育館で昼食をとっていたときだった。雨粒が屋根を叩くパラ、パラ、という途切れた音が、徐々に連なり出し、ついに体育館中がザーッという音に包まれた。グラウンドを見やると、巨大な水たまりがみるみる広がっていった。
 結局、午後に予定されていた競技のいくつかは中止となり、この日まで練習を重ねてきた応援合戦は、体育館の中での披露となった。
 そうして最後の体育大会は終わり、僕ら生徒会の役員は、不完全燃焼のやりきれなさと、やり終えた充実感の入り混じった気持ちを抱えながら、後片付けをしていた。
 と、突然、体育委員長の友人が雨の中へ飛び出した。最初はあっけにとられて見ていたが、気付くと僕も、飛び出していた。
 両手を拡げて、天を仰ぐ。雨が、顔を、身体を濡らす。聴覚は、雨音に覆われる。心の中のすべてが洗い流され、空っぽになる。友人はさらに、もはや沼と化したグラウンドへと駆け出し、奇声をあげながらヘッドスライディングする。僕も後に続く。他の役員も続く。グラウンドで転げて笑い合う僕らを、体育館に残った役員も、先生たちも、ほほえましく、眺めていた。雨は、そんな僕らの声をかき消すように、ザーザーと降り続けた…。

 今も、大雨が降ると、そのときのことを思い出す。
 雨は、僕に思い出を連れてくる。

 僕が勤める”碧いびわ湖"では、エコロジカルな住まいづくりの一環として、雨水利用の普及をすすめている。
 先日は、野洲の若いお母さんから相談を受け、雨樋から雨水を取り出す器具を取り付けた。さっそく次の日にはまとまった雨が降ったので、その翌日、電話をして様子をうかがった。すると、
 「思ってたよりたくさん(雨が)溜まるんですね!案外きれいで、洗濯にでもぜんぜん使えそうです。子どもにカッパを着せて外に出したら、ずっと(器具を)開けたり閉めたりして遊んでくれて、うれしかったです。水道だともったいないけれど、これならいくら遊ばせておいてもいいですし。」と、お礼の声がいただけた。
 僕の方こそ、うれしかった。雨の思い出が一つ、そのお家で生まれたことが。そして、その思い出の誕生に僕も役立てた、ということが。
  


2010年11月30日 Posted by aoibiwako at 00:00Comments(0)★雨水タンクのある暮らし

薪ストーブ設置完了!


山科の利用者さんから依頼のあった薪ストーブの設置が完了し、一昨日、業者さんにおいでいただいて、火入れをしました。

火のつけ方一つから、利用の際の注意点、おススメの利用方法、メンテナンスのポイントなどについて、ストーブの温もりを浴びながら、1日かけて丁寧に実演&説明いただき、利用者さんもすっかり安心してくださいました。

ゆっくりとした火のゆらぎ、遠火外線で芯からあったまる体…火のある暮らしって、やっぱりいいよね、と実感できた一日でした。

ちなみにこのお宅では、下水道接続に伴って不要になる浄化槽を使った雨水利用も引き続き予定しています。続報をお楽しみに♪


  


2010年11月28日 Posted by aoibiwako at 17:34Comments(0)★施工事例(住まいづくり)

水環境の再生とこれからの住まい 12/7 琵琶湖博物館にて

碧いびわ湖では、琵琶湖博物館の「しが衣食住博in琵琶湖」に合わせて開催される「びわこ大縁日」の中で、「水環境の再生とこれからの住まい」と題した学習会&ワークショップを開催します。

これは川や琵琶湖、住まいや暮らしなど、さまざまな現場で活動している人たちが一緒になって、「水との関わり」をテーマに「これからの住まい」を考えてみよう、という試みです。

日頃の活動を通じて感じている課題や可能性を持ち寄る中から、新しい住まいのあり方や、異なるフィールドで活動してきた団体同士の新しい連携の在り方が見えてきたらいいな、と思っています。

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びわこ大縁日 学習会&ワークショップ
「水環境の再生とこれからの住まい」
 ~水と豊かに関わる住まいとは~
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○日時:2010年12月7日(火)
    14時~16時
○場所:琵琶湖博物館セミナー室
○参加費:無料

 上下水道の整備によって、私たちは水を使いたいだけ使い、流したいだけ流せるようになりました。
 しかし、それは、大量のエネルギーを消費する生活であり、また、水への感謝や畏れ、水辺の生き物への配慮、水を介した人と人のつながりなどを失いがちな生活でもあります。
 琵琶湖や河川における水環境の再生運動が、なかなか大きなうねりになっていかない原因の一つに、こうした暮らしの変化に伴う、水環境への関心の低下が挙げられるのではないでしょうか?
 この学習会&ワークショップでは、参加者各自の経験と知識と想いを持ち寄って、(1)暮らしの中での「水との関わり方」の変遷をたどり、(2)住まい手と水との関わりを豊かにする「住まい」の具体像を描き、できれば(3)そのビジョンの実現に向けたアイディアを出し合いたい と思っています。
 家庭での雨水利用やビオトープづくりについての話題提供も予定しています。
 水環境の再生に取り組まれている皆さん、家庭でのエコライフの普及に取り組まれている皆さんをはじめ、これからの水環境、これからの住まいに関心のある皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。

<参加お申し込み先>
碧いびわ湖 担当 村上
TEL 0748-46-4551
FAX 0748-46-4550
Mail info★aoibiwako.org(★を@にして送信)

  


2010年11月27日 Posted by aoibiwako at 23:17Comments(0)イベント情報

目から鱗の薪のワークショップ 12/26 南比良にて

シソジュース「ヒラペリラ」でおなじみ、比良里山クラブの三浦さんからの案内です。
私村上は昨日、山科でご依頼いただいて設置した薪ストーブの初火入れに立ち会いました。
ゆらぐ炎、部屋と身体を芯からあたためる遠赤外線…、やっぱり薪のある暮らしは最高です!

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比良里山クラブ
目から鱗の、薪のワークショップ第一弾
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〜比良の里山で、薪やストーブについて語り合いましょう!〜

… MENU …

1. みんなで玉切り、切れ味くらべ
チエンソーメンテナンスの、いろはから。

—————————ランチタイム(温かい豚汁付き)

2. 薪割りと、簡単でおしゃれな薪棚づくり
薪割り班と棚作り班に分かれ、できた薪を棚積み。
3. 薪ストーブ座談会
ここが聞きたい、そこが知りたいQ&A。
4. ふり返りと後片づけ
ネットワーク作りと今後の取り組み。

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日時:平成22年12月26日(日)10時〜15時(予定)
場所:大津市南比良【まほろばの里】窯場周辺
講師:田代文男さん
定員:20名
参加費:1,000円
持ち物:手袋、ある方のみチェンソー、ヘルメット、小物、雨具、昼食
 
※ 参加希望の方はメール又はファックスでお申し込み下さい。(先着順)
メール/info★hira-satoyama.net(★を@にして送信)
ファックス/077−527−2833
★ 締め切りは12月17日厳守でお願いいたします。
※ 保険加入をいたしますが、動力以外の適応となります。
※ ヘルメットや安全チャップスはいくつか用意します。
※ 小雨決行
※ この企画は滋賀県のみんなで始めよう森づくり活動として実施いたします。
報告書用の写真撮影をしますのでご了承下さい。

<田代文男氏プロフィール>
1949年滋賀県生まれ。湖南市三雲在住。薪焚き生活歴30年。
1998年〜2007年、田淵義雄氏(アウトドア作家)やポール・キャスナー氏(ファイヤーサイド社長)と長野県蓼科にて薪ストーブ大学開校。日本の薪ストーブイベントのさきがけを築く。
2008年、活動拠点を滋賀に移し、こなんの森・薪割りくらぶ設立に参画。同会現副会長兼事務局。滋賀県立大学大学院・近江環人地域再生学座5期生。NPO法人環人ネット理事。
  

2010年11月27日 Posted by aoibiwako at 23:08Comments(0)風の便り