暮らしに活かそう!太陽熱。

いいね太陽熱。

太陽熱いいね三項目

お日さまの光を浴びると、心も体もぽっかぽか。
そんなお日さまの「熱」を暮らしに活かすのが太陽熱利用です。

真夏のギラギラ熱いお日様の熱は、
お風呂とシャワーの湯沸かしに活かして、
汗もさっぱり流しましょう。

だって、冷たい水を、あったかーくしてくれて、
ガス灯油の使用量もぐーんと減らせてしまいます。

太陽熱利用は、太陽光発電に比べても、
初期費用が少なく導入ができ、
条件次第ではとってもお得

雨水活用と一緒に導入すれば、
雨でも晴れでも毎日が楽しみになります♪

さらに災害時、ガスや電気が止まっても、あったかいお湯が使えます。

飲食店や美容室、福祉施設や病院など、お湯をたくさん使う事業所にもピッタリ。

お日さまパワーが体感できて、省エネお得で、安心な太陽熱利用。
ほんとにいいことづくめです。

碧いびわ湖では、家庭用の太陽熱温水器の設置施工から、業務用の太陽熱利用システムの設計・施工、さらに、太陽熱利用に関する学習会への講師派遣まで、お日様の「熱」を活かした暮らしづくり、仕事づくり、地域づくりを全面的にサポートいたします。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。


1.太陽熱利用って?

【家庭用・太陽熱利用機器】
お風呂・洗面・キッチンお湯をお日さまの熱で


屋根に降り注ぐお日さまの「熱」を効率よく集め、お風呂や洗面やキッチンなどで使うお湯をわかすのが「太陽熱温水器」や「ソーラーシステム」と呼ばれる機器です。

一般的な太陽熱利用機器が一台あれば、お天気のいい日であれば夏でも冬でもお風呂いっぱいのお湯がわきます。

水温が高くなる春~秋は、多少お天気が曇り気味でも、お湯がわきますし、水温が低い冬でも、ぬるま湯になる分、ガスや灯油などの使用料を少なくすることができるので、一年中、燃料代が削減できます(一般的なお湯の使用量で3割程度)。
徹底的にお湯を節約すれば、春から秋はガスや灯油を半分以上減らすことも可能です。

さらに災害時にガスが止まっても、お天気がよければ、お湯がわきます。水道が止まっても、タンクの中のお湯は非常用水として使うこともできます。

2.太陽熱を活かす暮らしって?

太陽熱温水器のある暮らしって、どんな暮らし?
これまでに設置をされた方々の暮らしの様子をご紹介しています。


大津市 前井さんご一家
新築の際、太陽熱温水器と薪ストーブを設置されました。
[参考記事]太陽熱温水器のある暮らし ~前井さん一家編~(2012年6月)
http://aoibiwako.shiga-saku.net/e808794.html


綾さん記事
草津市 綾さんご一家
新築の際、太陽熱温水器と薪ストーブと雨水利用システムを導入されました。
[参考記事]街の中でも、つながれる。(身近な自然とつながる住まい) (2013年6月)
http://aoibiwako.shiga-saku.net/e938516.html
機種:株式会社寺田鉄工所 サントップ


FFさん記事
守山市 Fさんご一家
リフォームで、太陽熱温水器と雨水利用システムを導入されました。
エコキュートでの太陽熱利用事例です。
[参考記事]リフォームだって、できるんです。(2014年3月)
http://aoibiwako.shiga-saku.net/e1051810.html
機種:矢崎エナジーシステム ゆ太郎


伊藤さん記事
長浜市 伊藤さんご一家
保温性の高い真空管式太陽熱温水器を設置されました。
半身浴でお湯を節約して、なんと春から秋まで、お風呂のお湯は太陽熱だけで過ごされました。
[参考記事]春から初秋、お風呂はお日さま100%。(2014年12月)
http://aoibiwako.shiga-saku.net/e1081715.html
機種:株式会社寺田鉄工所 サナース

3.どんな製品があるの?

太陽熱温水器は、設置方式で大きく3つに、集熱方式で大きく2つに分かれます。

太陽熱主な種類

設置タイプは、価格が安いが基本的にお湯はり専用の「自然循環形」、給湯器と直接つないで、シャワーや洗面やキッチンにも使える「強制循環形(タンク一体型)」、さらに、集熱器とタンクが分離して、集熱器だけを屋根におく「強制循環型(パネル分離型)」(価格は高め)で分けられます。



集熱方式は、40年近くの実績がある「平板式」と、保温性能が高い「真空ガラス管式」で分けられます。

碧いびわ湖では、平板形は「矢崎エナジーシステム株式会社」、真空ガラス管形では「株式会社寺田鉄工所」の製品を主に取り扱っています

それぞれに一長一短がありますので、碧いびわ湖では、現場の状況と購入される方のライフスタイルやご希望などの諸条件に応じて、これらの中から最適な選択を一緒に見つけます。



あつ太郎
(矢崎エナジーシステム株式会社/強制循環型/平板式)
集熱器と貯湯槽の間を、不凍液を回して熱交換をする強制循環型の太陽熱温水器。給湯器に直結することができます。
水圧が高めに設定されているので、シャワーなどでも快適に使用できます。
メーカーサイトへ

サントップ
(株式会社寺田鉄工所/強制循環型/真空ガラス管式)
真空ガラス管の中に金属製の熱交換器が組み込まれた強制循環型の太陽熱温水器。
サナース同様、昇温性能と保温性能が高いので、翌日にお湯をもちこすことができ、お湯の節約のし甲斐があります。
メーカーサイトへ

エコソーラーII
(矢崎エナジーシステム株式会社/強制循環型/平板式)
パネルと貯湯槽が分離した強制循環型の太陽熱温水器。パネルの数を増やすことができるので、お湯をたくさん使われるご家庭にお勧めです。水圧も高めに設定されているので、シャワーなどでも快適に使用できます。
メーカーサイトへ
ゆ太郎
(矢崎エナジーシステム株式会社/自然循環型/平板式)
元祖自然循環型の太陽熱温水器。
基本的にはお湯はり専用で、浴室に専用水栓を取り付ける必要がありますが、構造がシンプルで長持ち。30年以上にわたるロングセラーです。
低コストで太陽熱利用をしたい方におすすめです。
メーカーサイトへ

ソラリス
(株式会社寺田鉄工所/強制循環型/平板式)
同じくパネルと貯湯槽が分離した強制循環型の太陽熱温水器。こちらもパネルの数を増やすことができるので、お湯をたくさん使われるご家庭にお勧めです。
メーカーサイトへ

サナース
(株式会社寺田鉄工所/自然循環型/真空ガラス管式)
真空ガラス管の太陽熱温水器。
昇温性能と保温性能が高いので、翌日にお湯をもちこすことができ、お湯の節約のし甲斐があります。
リモコンに温度センサーが付属していて、温度をリアルタイムに確認できるのも楽しい機種です。
メーカーサイトへ


機種の選定の進め方については
太陽熱利用その2 実践編 「太陽熱利用のプランニング」(PDF/12ページ/0.7MB)
http://www.aoibiwako.org/document/sumai/aoibiwako_sumai_note_solar_2.pdf
にさらに詳しく解説してあります。詳細をお知りになられたい方は、ご覧ください。


4.まずは体験してみよう!

碧いびわ湖では、太陽熱温水器用の真空ガラス管で作られたソーラークッカー「エコ作」でのソーラー焼き芋体験を交えた太陽熱利用の体験学習会の依頼に応じています。
楽しく、おいしく、お日さまのパワーを実感していただけるとともに、あまり知る機会のない太陽熱利用について、わかりやすく理解できると、とても好評な学習会です。
まずはお問い合わせください。



学習会

実例:「太陽熱で焼きイモをつくろうin守山環境フェア2014」
http://aoibiwako.shiga-saku.net/e1084852.html

◯「エコ作」のご購入にも応じております。お問い合わせください。
エコ作
  「エコ作500」 本体:9200円 送料:1000円(税込)


5.太陽熱利用Q&A

Q.
太陽熱利用で、どのくらい省エネできるの?

A.
標準的なご家庭で、夏場で3割削減できます。


上記のグラフは、2013年4月、新築されたお家に太陽熱温水器を設置された綾さんご一家の、以前のお家との都市ガス使用量の比較です。前のお家よりも浴槽が大きくなった分、お湯の使用量は増えているのに、ガスの使用量は4割削減できました。冬は水温が下がる分、削減量は減りますが、年間で約3割くらい削減できました。

Q.
太陽光発電のほうがいいんじゃないの?

A.
いえ、実は太陽熱利用のほうがエネルギー効率が高く、初期コストも小さいのです。

太陽熱利用機器は、お日様の熱をそのまま熱として生かすシステム。太陽のエネルギーの10~15%程度しか電気に変換できない太陽光パネルに比べて、40~60%を熱として生かせる太陽熱利用は、ずっと効率的なシステムです。しかも数十万円から設置が可能ですので、太陽光発電よりも導入が容易です。

Q.
お湯を節約するだけで省エネになるの?

A.
はい。給湯は、電気や暖房と並んで、多くのエネルギーを消費しています。


家庭でのエネルギー使用量のうち、電力と並んで約1/3を占めているのが、給湯です。一般的な家庭なら、その3割ほどを太陽熱でまかなうことができますし、お湯を節約して使えば、半分以上をまかなうことだってできます。

Q.
太陽熱利用なんて古いんじゃないの?

A.いえ、世界では今、太陽熱利用が急激に増加しています。

今、ドイツをはじめとするヨーロッパや中国などでは太陽熱利用が爆発的に普及が進んでいます。

3.もっと詳しく知りたい方へ
どうやってお湯を温めるの?自分の家にはどんなタイプがいいの?モトはとれるの?コストと節約できる金額は?
もっと詳しく知りたい方に、より詳しい情報をご紹介いたします。

「太陽“熱”を地域で活かす~お日様パワーで環境・経済・防災に優れたまちへ~」
(2015.2.13 滋賀県「第13回 再生可能エネルギーにかかる県市町研究会)発表資料
「県と市町の職員さん向けに太陽"熱"活用のお話をさせていただきました。」

プレゼンテーション


レジュメ




「春だ!日射しだ!太陽熱だ!」
→ダウンロード[PDF・B4版]
 太陽熱利用についての基礎的な数値情報をまとめました。
  ・たった二畳の屋根で、給湯のエネルギーがまかなえる!?
  ・トクもするし、徳も積める♪
  ・お湯の節約でさらなる効果!

碧いびわ湖の住まいづくりノート
太陽熱利用その1 基礎編
「太陽熱利用の基礎知識」(PDF/4ページ/0.4MB)
http://www.aoibiwako.org/document/sumai/aoibiwako_sumai_note_solar_1.pdf

太陽熱利用その2 実践編
「太陽熱利用のプランニング」(PDF/12ページ/0.7MB)
http://www.aoibiwako.org/document/sumai/aoibiwako_sumai_note_solar_2.pdf

その他、「★お日様の熱を暮らしに活かす」のカテゴリで順次、設置事例や関連情報をご紹介しています。チェックしてみてください。

●お問合わせ先

その他、ご質問やお問い合わせは、下記までお気軽に問い合わせください。


 特定非営利活動法人 碧いびわ湖 (旧環境生協)
 〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦3番地
 TEL 0748-46-4551  FAX 0748-46-4550
 Eメールinfo☆aoibiwako.org ※「☆」印を@に変えてください。
 担当 村上 悟


<<碧いびわ湖の住まいづくり ~身近な自然とつながる住まいへ~  


6/21国立環境研公開シンポ「国境のない地球環境~移動する大気・生物・水・資源~」

国立環境研究所さんから、公開シンポジウムの案内をいただきました。

===

国立環境研究所では毎年6月の環境月間にあわせて東京と京都で
公開シンポジウムを開催いたしております。
本年も「国境のない地球環境~移動する大気・生物・水・資源~」を
テーマに下記により開催を予定しております。

地球環境問題について大気、生物、水、資源の多様な分野における
国立環境研究所の研究成果の一端を皆様に、ご紹介いたします。


テーマ: 「国境のない地球環境~移動する大気・生物・水・資源~」


《 開催概要 》
○東京会場
開催日時:2013年6月14日(金) 12時~17時30分 
開催場所:メルパルクホール(東京都港区芝公園2-5-20)

○京都会場
開催日時:2013年6月21日(金)12時~17時30分
開催場所:シルクホール(京都市下京区四条通室町東入 京都産業会館8階)

▼お申し込みはこちらから ※参加費は無料です。
「公開シンポジウム2013」公式ホームページ
http://www.nies.go.jp/sympo/2013/


内 容:

人間社会には国境という境界線がありますが、地球環境に国境はありません。
風が吹き、海流が流れ、鳥が空を渡る、といった自然界の流れに加えて、
現代では航空機や船舶の航行などの人間の社会活動によって、
ありとあらゆる物質が地球規模で移動しています。

こうした物質の移動は、一方で国境を越えた環境問題を引き起こしています。
国立環境研究所では、国境にとらわれない地球規模の視野で問題の本質を捉え、
人間社会の未来を見通す時間スケールの目を意識しながらこのような環境問題の
解決に取り組んでいます。
今回の公開シンポジウムでは、地球環境に関わる5つの講演と来場者の皆様と対
話をしながら研究者がご説明するポスターセッション(19件)を予定しています。
ポスターセッションでは、東日本大震災後の復旧・復興に貢献すべく開始した災
害環境研究についてもご報告します。
本公開シンポジウムのテーマである「国境のない地球環境~移動する大気・生
物・ 水・資源~」について、皆様とともに考える機会にしたいと願っています。

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国立環境研究所公開シンポジウム2013 登録事務局
〒171-0042 東京都豊島区高松1-1-11
株式会社ステージ内(担当: 加賀見、佐河、稲垣)
Tel: 03-3958-5292  Fax: 03-5966-5773
E-mail: info_nies2013@stage.ac
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とのことです。開催案内を見ただけでも、大気、水、外来種など、さまざまな話題がとりあげられるようです。京都での開催ですから、滋賀からも参加しやすいですね。

なお、シンポジウムについてのご質問等は、上記登録事務局までご連絡ください。

(村上)  

2013年05月15日 Posted by aoibiwako at 11:54Comments(0)風の便り