若いエナジー

また、滋賀県立大学の大学院で「せっけん運動」に関する研究をされてる学生さんも来てくれました。
すでに始まっているインターン活動で得た気付きをもとに、今後の動きを話しあいました。
写真は、途中の板書です。
彼らが取り組んでいるテーマは、「滋賀で30年続くせっけん運動の見える化」です。
家庭から出る廃食油を捨てずに集め、せっけんの原料として活用する。また、そのせっけんを家庭で洗濯やお皿洗い、洗車などに利用するというのが、30年余りにわたって、滋賀でつづいている運動です。
循環社会ということが声高に言われる前から先駆的に取り組まれてきました。社会的に地球環境問題がクローズアップされ、廃食油も自動車の燃料(BDF)としても活用されはじめ、廃食油を含む植物性油脂の価値が高まっています。
そうした中で、小さな団地単位で続けられてきたせっけん運動は、いまどうなっているのでしょうか?
この間、滋賀では南部を中心に、県外からの移住者がとても増えています。
せっけん運動に限らず、世代を超えた交流、継承が地域の課題にもなりつつあります。
碧いびわ湖では、「せっけん運動の見える化」をとおして、滋賀が育んで来た「エコロジーで心地よい暮らし」を大切にする思いを世代を超え、引き継いでいきたいと希望してます。
立命館大学や県立大学の若い力が、碧いびわ湖のエネルギーとなってくれはじめました。楽しみです。
詳しくは、カテゴリー「大学生は見た♪」の記事を読んでくださいね。