琵琶湖淀川の流域ガバナンスを考えるシンポ

滋賀大学環境総合研究センター中村正久研究室にお勤めの平山奈央子さんからのご案内です。

琵琶湖・淀川水系は、1200万人の人口を抱えていながら、固有の生態系や文化が営なみ続けられている、世界でもまれな水系だと聴いたことがあります。

しかし、下流都市の水利用は、びわ湖の生態系や山間部のダム開発の問題に影響を及ぼしていますし、逆に上流に暮らす私たちの水利用は、びわ湖・淀川の水質や生態系、下流住民の飲み水に影響を及ぼしています。

こうした上下流に住む私たち住民同士が、無関心や対立の関係から、連携し合う関係へと変化していくためには、どんな取り組み、あるいは仕組みが必要なのでしょう。
国際的な動きに学び、考えることのできるシンポジウムになりそうです。

琵琶湖淀川の流域ガバナンスを考えるシンポ
琵琶湖淀川の流域ガバナンスを考えるシンポ

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文部科学省特別教育研究推進プロジェクト・国際シンポジウム
滋賀大学環境総合研究センター第3回国際シンポジウム

「湖沼流域ガバナンスと流域制度改革
 ~世界の動向と琵琶湖・淀川の課題~」

シンポジウムの趣旨:
琵琶湖および流入河川、木津川、桂川、淀川本川のそれぞれの流域で構成される淀川水系では、利水・治水・環境をめぐる上下流間の葛藤の歴史、国と地方の役割や自治体間の広域連携をめぐる議論、行政機関、研究機関、市民・NGOの役割と協働など、ダム事業を含む河川整備計画と流域ガバナンスの諸相について様々な課題が存在する。シンポジウムは、基調講演にワシントン首都圏ポトマック川流域委員会の取り組みの紹介があり、またパネルディスカッションでは、世界の湖沼の現状と課題の報告を交え、湖沼を含む河川の流域ガバナンスの新たな方向性を展望する議論が行われる。

日 時:平成22年11月7日(日)
10:30~12:30 円卓会議
アジアの国々における統合的湖沼流域管理(ILBM) ナショナルプログラムの推進をめぐる課題
13:30~17:00 国際シンポジウム
湖沼流域ガバナンスと流域制度改革:世界の動向と琵琶湖・淀川の課題

会 場:琵琶湖博物館ホール(滋賀県草津市下物町1091番地)

参加費  無料【ご希望の方に(英→日)同時通訳機を貸し出します。】

参加方法:
ご参加希望の方は、必要事項をご記入の上、下記E-mailアドレス宛てにお申込みください。参加票の交付は致しませんので、特にこちらから連絡がない場合は、直接会場にお越しください。

申し込み・お問い合わせメールアドレス:
ryuuiki★biwako.shiga-u.ac.jp (★を@にかえて送信)
※メールにご記入頂く項目:氏名、所属機関等(複数の場合は人数)


ご関心ある方へ広くご案内をいただければ幸いです.よろしくお願いいたします.


滋賀大学環境総合研究センター 中村研究室





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2010年11月01日 Posted byaoibiwako at 21:52 │Comments(0)風の便り

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