碧いびわ湖の総会2015&交流会報告
こんにちは。村上です。
今日は、碧いびわ湖の総会と会員交流会「ほんとにいい住まいづくりって?」を、東近江市の後藤邸で開催させていただ
きました。
まだ少し興奮さめやらぬ気分ではありますが、とりいそぎ、以下、ご報告です。
総会は、環境生協から事業継承をしてからの5年間の成果と、次なる展望を出席者の皆さんと共有できたとともに、理事会体制の世代交代を果たすことができ、自分としても一つの区切りとなる総会となりました。
新体制のもと、自分たちの暮らしを力を合わせて支えあい、子どもたちと琵琶湖の未来を健やかに育む、協同型の市民事業体として、より一層の充実を図っていきたいと思います。
交流会では、後藤諭香さんと川村克己さん、綾牧生さんと清水陽介さんの二組のお施主さんと大工さんから、住まいの見学と紹介を元に、住まいづくりにかけるご自身の経験や想いをお話いただきました。
また、私から碧いびわ湖の住まいづくりのこれまでの取り組みもご紹介させていただきました。
そして、「いい住まいづくり」とはどんなものかを、みんなで考え合いました。
「かかりつけ医のような大工さんを持てること」(川村さん)「ゴミにならない家」「大きなローンを抱えなくてもいい家」「家づくりは難しくない、簡単に建てられる、と思えること」(清水さん)「家族が自分の家に想いをはせることができる家」「子どもたちの感性を磨く家」(綾さん)「足るを知る家」(後藤さん)など、それぞれの方の思いや経験に基づいた、いずれも大切な視点を与えていただきました。
僕が今日改めて大切だな、と感じたのは「手間を惜しまないこと(学ぶことにも、つくることにも)」「みんなで手をかけること(家族と・仲間と・プロと)」「リスクを少しずつ分け合うこと」。
そして「楽しむ」(清水さん)こと。
家造りは、決して簡単なことではないし、手間も、人手も、お金もかかること。だからこそ、いい加減にしないで、しっかり取り組むことが大事。
そうすれば、自分自身の新たな可能性が開けり、家族や仲間や職人さんとの新たなつながりが育まれたりする。そういう、苦労の中からにじみ出る本質的な「楽しみ」というものが、住まいづくりというものには豊かに秘められているのではないかと思いました。
僕自身のこれからの生き方、働き方にあたっても、そんな住まいづくりに秘められた本質的な価値を大切にしていきたい、と、あらためて思いました。
会場を提供くださった後藤さん、話題提供をしてくださった綾さん、川村さん、清水さん、そして開催にご協力くださったみなさんと参加者の皆さんに、心から感謝申し上げます。
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【お昼休み編】
【場外編】
2015年05月24日 Posted byaoibiwako at 21:56 │Comments(0) │★住まいが変われば暮らしが変わる│▼疾る代表理事録(村上悟)│会員交流会
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