あまいろだより(第3号)

碧いびわ湖の情報紙「あまいろだより~天色便り~」
の第3号が完成しました。
ぜひ、ご一読下さい~。

 * * *

あまいろだより~天色便り~
第3号(2010年6月号)

 ★ダウンロードして読む
  →あまいろだより・第3号(A4/4ページ)
   [PDFファイル/1.3MB]
    http://www.aoibiwako.org/document/amairodayori_a4_2010jun.pdf


―目次―
・ごはん大すき! part.2
 ~お家にいつでもごはんが炊けている~
 (綾牧生/むすび)
・第3回おうちカフェ 豊郷町常慶寺
 ~カフェ報告~
 (杉尾尚子)
 ~カフェ感想文~
 (杉尾信子)
・連載コラム(ねぎさんの子育て日記)
 ~第3回「歳の差98」~
 (根木山恒平)
・寄稿コラム
 ~GDPってなんだっけ?~
 (中野桂)
・お知らせ(映画案内)
 映画『HOME 空から見た地球』
  7/17土at栗東・さきら(中学生以下無料!!) 主催:なちゅらる・まま
 映画『ミツバチの羽音と地球の回転』&鎌仲監督講演会
  7/18日at彦根・県立大学
  主催:ケンダイ学生ミツバチ上映実行委員会
  共催:ひこねで循環型社会を考える人のネットワーク・みつばち
  

―――
[編集]びわこ未来プロジェクト
[発行]2010年6月6日
    特定非営利活動法人碧いびわ湖
    滋賀県近江八幡市安土町下豊浦3番地
    TEL 0748-46-4551
    FAX 0748-46-4550
    Eメール info★aoibiwako.org
    ※★印を@にしてください。   


2010年06月29日 Posted by aoibiwako at 18:38Comments(0)あまいろだより

湖西(高島)で初のおうちカフェ 7/27


びわこ未来プロジェクトのおうちカフェ、第4回目は湖西(高島)
で初の開催です。

今回のホストは、新旭町の伊妻三恵子さん。地域では廃食油の回収
や社会福祉に取り組まれてきた一方で、ご自宅では家庭菜園や太陽
光発電を取り入れたりされてきた、エネルギッシュでほがらかなベ
テラン母ちゃんです。
伊妻さんのご自宅で、手づくりのお菓子をいただいたり、畑を見せ
ていただいたりしながら、みんなでおしゃべりの花を咲かせましょ
う♪

2010年7月27日(火)
13時30分〜15時30分
会場 高島市新旭町 伊妻さん宅(駅から徒歩15分)
   ※詳しくはお申込み時にお知らせします
参加費 500円(お茶菓子つき)

締切:7月23日(金)
定員:20名

お申込み・お問い合わせ
→碧いびわ湖
TEL 0748-46-4551
FAX 0748-46-4550
メール info★aoibiwako.org(★を@に)


  

2010年06月29日 Posted by aoibiwako at 11:36Comments(0)おうちカフェ

途上国の水問題学習会(草津 7/16 19時)


「水ビジネス」なんて言葉が新聞にも登場するようになりました。
世界的に人口が増える一方で水資源が減りつつある今、水が(金や石油のように)、投機の対象となり、お金の不平等が水(健康)の不平等につながりつつあります。
そうした動きに、私たちの「預金」が知らず知らずに使われているという話も耳に入ってきます。
きっとここで聴ける話は背けたくなる現実。
でもそれを知ることと、そのうえで自分に何かできるかを考えることから、明るい変化が始まるんだと思います。

(村上)

===

ジュビリー滋賀7月例会
「途上国に押し付けられた水の私営化と抵抗する民衆」

 お話:堀内葵(AMネット)+短い映像

この間、途上国では水〔水道事業〕の私営化がIMF(国際通貨基金)などの融資の条件として押し付けられてきました。その結果、多くの場合料金が上がり、さらにはコストを下げるために設備の維持や更新がおろそかにされました。より儲けるために。

 しかし、生活に打撃を受けた住民たちは黙ってはいませんでした。各地で私営化に反対し、立ち上がりました。たとえばボリビア・コチャバンバで多国籍企業ベクテル社の子会社に上下水道の運営が委託され、私営化が行われたときには、数万人の人が路上に出て抗議行動をやり続けて私営化を撤回させました。さらに私営化に反
対をする中で清潔な水を十分に手に入れられることが人のもっとも基本的な権利であるとの考えを生み出し、広めています。
 実際、ウルグアイでは2004年に住民投票を通して「水へのアクセスは人権であり、公営企業が担うべき」という条項が憲法に付け加えられました。
 森林・生態系の破壊、環境汚染、砂漠化などにより、地球のどこでも使える水が急速に限られつつあるなかで、政治任せではなく私たちが水をどう捉えそしてどのようにして分かち合っていくのかが問われているのではないでしょうか?
 そこで今度の例会では、国内外の水問題について情報を集め発信しているAMネットの堀内葵さんを講師に招き、映像も交えながらお話いただきます。ぜひ、一緒に水について考えましょう。

日時:7/16〔金〕 19:00〜21:00

場所:草津市立まちづくりセンター308号室
(JR草津駅西口徒歩3分) 

参加費:500円 申し込み不要

主催:ジュビリー滋賀 連絡先njrbf977〔アットマーク〕ybb.ne.jp (堀池)

  

2010年06月29日 Posted by aoibiwako at 09:39Comments(0)風の便り

段ボール堆肥講習会情報


事務所のある安土の近辺で、段ボール堆肥の取り組みが広がりつつあります。

一つは、東近江市の南部地区まちづくり協議会での取り組み。
市の職員さんが「一住民」として率先して取り組まれていて、確かな広がりを見せているようです。
福岡のNPO法人「循環生活研究所」の経験に学び、もみがらくん炭とピートモスを使ったタイプでの取り組みです。
こんど7月6日に講習会を開かれます。(問い合わせ先は 東近江市廃棄物対策課(NTT 0748-24-5636 IP 0505-801-5636)


もう一つは、近江八幡市で広がりつつある取り組み。
もともと電機メーカーで生ごみ処理機の開発に携わられたあと、リタイアされて食品のリサイクルネットワークづくりに取り組んでいらっしゃる吉田栄治さんが中心になって取り組まれているもので、毎月1回、堆肥を持ち寄っての講習会を開かれています。
こちらは米ぬかと腐葉土を使ったタイプです。
今年から「みどりのいのちつなぎ隊」という活動で、ゴーヤカーテンづくりと併せた取り組みを始められています。
http://midotai.shiga-saku.net/

僕も一度やってみたことがあるのですが(途中でうまくいかなくなって一時停止中なのですが…)、「微生物がすぐ近くで生きている」という感覚は、お魚を飼っているみたいで、なかなか気分のいいものです。

(むらかみ)  

2010年06月29日 Posted by aoibiwako at 09:02Comments(0)風の便り

上山田どっぽ村/レポート(2)

どんな“後ろ姿”を見せてますか?
子どもの未来を考える(連載記事)

 <PDFファイル/B4版/505KB>
 →ダウンロードして読む
  http://www.aoibiwako.org/catalog/flyer_b4_doppo_2010summer.pdf



今回は、どっぽ村の周りにいる3人の女性にお話しを聞
いてきました。まず、どっぽ村のある上山田(旧湖北町)
で3人の娘さんを育ててきた松本富子さん(大戸洞舎)。
つぎに、富子さんの長女で、上山田で生まれ育ち、学業
と仕事で京都、東京にでていた経験もあり、現在は大戸
洞舎で働くご主人とふたり、近くで暮らしている菜々子さ
ん。そして、6年前に上山田に移り住み、会社員のご主
人と小さなお子さん3人と暮らすかたわら、独力で農業
にチャレンジしている小林厚美さんです。


子どもはかわいい
         でも究極めんどくさい

子育てがひとしきりついた今、「〈やれやれ〉と思えるのは
幸せやね」と笑う富子さん、(仕事と家事と子どもをかかえ
て)「日々を暮らすのが精一杯だった」という当時、「子ども
のことに必要以上に目を向けなかったのが良かったのか
も」と振り返ります。

そばで聞いていた厚美さんも子どもの頃を振り返り、「親か
らの〈お前のためにやってるんやで〉というのが息苦しかっ
た」と応えます。

その厚美さん、もっか子育て真最中ながら、いまは「子ども
のため」というより、「(自分が)好きなことをやろう」という思
いで農業に力を注いでいます。

末娘が保育園にあがるまでは、家族が寝てる早朝や、子ど
もの昼寝中のわずかな時間をみつけて、農作業されていた
そうです。


親って〈環境〉そのもの

「厚美ちゃんの畑に行くと、子どもたちが遊び回っていて、
この間も〈私、お花屋さん〉とちいちゃん(末娘)が花を摘
んでもってきてくれた」と菜々子さんが教えてくれました。

「子どもって、親のことよく見てる。〈なんでそんなところま
で似てるのぉ!〉ってくらい(笑)」という富子さんも、「厚美
ちゃんは子どもとの距離が近い。子どもたちもお母さんが
つくった野菜を美味しそうにいっぱい食べる子たち」と言い
ます。

やっぱり、子どもは、親の後姿を見て、育っていくんですね。


木に登って本を読む

「子どもの頃は、木に登って本読んだり、竹やぶの中で
基地つくったり、あの手、この手で遊びまわっていた」と
いうのは上山田で育った菜々子さん。もちろん、ファミコ
ンやマンガが大人気だった頃で、「うちは買ってもらえな
かったけど、友だちのところで読んだりしてた」と言いま
す。

「菜々子の頃はそうやったね。でも三女の頃には解禁し
てた(笑)」とは富子さん。「昔と違って〈何でも安く買える〉
時代だからこそ、〈あるもので暮らす〉というのが難しいよ
ね」と話しは続きます。

厚美さんも「うちも悩んだけど、ゲーム買うのやめた。け
ど、それなりに友だちとも仲良く遊んでる」と言います。


畑の人影が安心のもと?

菜々子さんが子どもの頃は、じいちゃん、ばあちゃん世
代の多くが畑をしていて、山際の畑にも人影があり、「山
で遊ぶのも怖くなかった」そうです。

「今にして思えば、外で遊ばせておいても安心だった」と
は、富子さん。「私たちの世代から、外に働きにでるのが
普通になって、畑にでる若い人は減った」と言います。

「いまは、保育園でも、先生もよく知っていて、家もすぐ近く
とわかっているのに、友だちのお母さんにお迎えを代わっ
てもらえないようになった」と厚美さんも続きます。

「でも、厚美ちゃんが畑に出ているから、子どもたちはお外
で遊んでいられるんやね」と菜々子さんが付け加えてくれま
した。


周りの人びとに育てられる

取材の翌日、「大切なことを言い忘れた」と厚美さんか
らのメッセージが届きました。ひとつは、「自分だけで子
育てしているんじゃなくて、周りのいろんな人に子どもは
育てられていく」。ふたつ目は、「〈子どもと大根が育つ
のが同じだ!〉と思った時に、子育てが少し楽になった」
と。

子どもと大根が同じ?!

ぜひ、これは次にお会いした時に詳しく聞いてみたいと
思います。


 *   *   *

 <どっぽ村のお米の共同購入してます!>
 →詳しくは、こちらから
  http://aoibiwako.shiga-saku.net/e416504.html  


2010年06月24日 Posted by aoibiwako at 16:46Comments(0)★子どもの未来を考える