リサイクルせっけん協会の事務局長の谷洋一氏(水俣)から、
3/17に1通のメールが届きました。
東北の被災地への支援のため、水俣から、神戸を経由して、
山形にはいり、そこで、リサイクルせっけん協会・菜の花プロ
ジェクトのパートナーである工房知音(山形)よりBDFの供給
をうけ、被災地に支援物資を届けるそうです。
特に、行政の支援が届いていない避難所などに届けたい、
現地に行けばわかる、という谷さんの思いの強さとこれまで
の豊富な人生経験からくる自信に圧倒されました。
以下、いただいたメールを転載します。
カンパ(寄附)も募ってはります。
*
水俣関係者各位様
リサイクルせっけん協会関係者各位様
3月11日午後、東日本を襲った地震、津波の被害、そして福島原
発の事故によって、被害はまさに3重苦の様相を呈しています。
私たち水俣では本日、被害者団体や市民団体有志で支援体制作
りのための会合を持ちました。1995年1月の阪神大震災の際より
協力してきた被災地NGO協働センターや全国の災害支援市民団
体と協力し、支援活動を開始します。
1、被災地NGO協働センターからの要請で、2トントラック1台、ハイ
エースワゴン車1台を提供し、援助物資輸送を始める事。
2、水俣から緊急支援援助物資(食料品、医療品、日用品など)を
送るとともに、被災地NGO協働センターがおこなっている新燃
岳の噴火被害地域からの野菜を被災地へ輸送する。(3月17日
NHKあさいちで放送)
3、現地では山形県米沢の生活クラブ生協をストックヤードとして、
援助物資輸送等にあたる。(山形県は地震の被害を一部受け
ていますが、現在宮城県からの津波被害者や福島県からの原
発地域からの被災者を受け入れています。)
4、リサイクルせっけん協会、東北事務局の工房知音がバイオディ
ーゼル製造しており、燃料不足の中でそれを活用させていただ
く。(日産100リットル)
5、原発の暴発は、50年前の水俣と同様、「ただちに健康被害が生
じなかった人たち」にも10年、20年後被害を起こす可能性があ
り、水俣病の教訓を生かす取り組みを検討する。
などです。
さしより、19日(土)に谷洋一と車両提供者の西純代さんが、神戸ま
で支援物資を届け、谷はその後、神戸グループと共に現地に向か
う予定です。
支援物資調達、輸送費用、現地での活動など資金が必要となりま
す。協力のカンパ等をお願いできれば幸いです。よろしくお願いしま
す。
カンパ振込先(東日本大震災カンパと明記ください)
郵便振替 口座番号 01720-5-49797
加入者名 水俣病被害者互助会
銀行振り込み 金融機関 九州労働金庫 水俣支店
口座番号 普通 3567604
口座名 水俣病被害者互助会 代表 佐藤英樹
◎問合わせ先:
水俣病被害者互助会事務局
867-0023熊本県水俣市南福寺108
水俣・ほたるの家気付
TEL/FAX 0966-63-8779
ezg01444★nifty.ne.jp ★印を@にかえてください