日本水環境学会シンポジウムで、住まいづくりの取り組みを発表しました。
9月8日は、琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一さんにお声掛けいただき、滋賀県立大で開催された
日本水環境学会シンポジウムで、碧いびわ湖の取り組み(特に雨水利用システムの開発と普及)について、お話をさせていただきました。
久しぶりの学会と名のつく場での発表とあって、準備期間中は気をもみましたが、発表は予定どおり終えることができましたし、聞いてくださった方からも、「わかりやすかった」「面白かった」と好評で、ほっとしました。
私が発表させていただいたのは「身近な生活環境研究委員会」主催の「小規模環境インフラ維持の課題と将来(その5)」と題したセッションで、他には小規模自治体の上下水道の維持更新に関する議論や、浄化槽の普及や維持管理のコスト負担の議論、ローテクでローコストな下水処理技術としての"伏流式人口湿地ろ過システム"の事例発表など、少子高齢化時代の地域課題の解決に向けて、重要な問題提起や解決のヒントがあるセッションでした。
地方議員や国会議員の方々をはじめとする、多くの住民の方々にもお聞きいただきたかったです。
文系と理系、研究者と議員、研究者とNPO、など、これまで縁遠かった人同士の交流・連携の必要性と、その可能性を感じました。
発表の内容は下記要旨に記載しました。ご一読いただけると幸いです。(A4・2ページ)
→
「せっけん運動から小規模循環のまちづくりへ 〜琵琶湖における市民事業の歩みと展望〜」(NPO 碧いびわ湖 村上 悟)
http://www.aoibiwako.org/document/sumai/140908mizukankyo_sympo.pdf
関連記事