映画『ミツバチの羽音と地球の回転』滋賀初上映会(報告)

aoibiwako

2010年07月20日 21:24

7/18日、彦根にある滋賀県立大学にて、映画『ミツバチの羽音と地球の回転』
滋賀初上映会が行われました。

県立大学の学生と教員有志ならびに、彦根のお母さんたちなどでつくる「ひこね
で循環型社会を考える人のネットワーク・みつばち」による開催でした。

碧いびわ湖も協賛させていただき、当日、会場内で、ブース出店させてもらいま
した。また、今回は、長年のお付き合いの彩生舎さんも協賛されていたので、
一緒に出店しました。
(あまりいい写真がなくて恐縮ですが、なんとなく掲載しますね・・・苦笑)



会場には、協賛者や学生サークルなど、たくさんのブースが並び、にぎやかでし
た。


午前・午後、2回の上映の間に、鎌仲監督の講演会もありました。



映画を見て、印象に残ったシーンを以下、列記してみます。


 ◆日本は、どうやって(将来にわたって)
     石油を買い続けていけるというのか?

 スウェーデンで自然エネルギーの供給ビジネスを手
 がける男性。


 ◆私は家族とよく相談して、政治に参加すると決めた

 人口5000人のスウェーデンの北端のまちで、ご
 主人と5人の子どもと暮らす女性。スウェーデンでは
 議員は無報酬らしい。


 ◆国民投票で、脱原子力を決めた

 スウェーデンでは、1980年に、エネルギー政策を問う 
 国民投票を行った結果、段階的に原発を減らしていく
 政策が進められてきた。


 ◆電力の「エコ認証」が、企業を動かすテコ

 スウェーデンでは、電力の販売事業が規制緩和されて
 おり、消費者は、電力を選んで買うことができる。第
 三者機関がつくる「エコ認証」も複数におよび、消費
 者に判断基準を提供するとともに、企業を動かすテコ
 となっている。


 ◆戦後60年つづく、電力の事実上の独占体制と、
   原子力に関わるあらゆる利権・思惑が、
    (自然エネルギーを)押さえこんでいる
  
 日本のエネルギー政策に関する市民シンクタンクの代
 表の言葉


 ◆原発の金に頼らないで、食い続けていきたい

 32才のタカシくんには、小さな娘さんがいて、
 奥さんのお腹にはふたり目がいる。島で生まれ育
 ち、外に出たあと、数年前にもどってきた。

 原発の迷惑料を一切受け取っていない。

 無農薬のびわを栽培する。
 実にひとつひとつ袋をかける。
 葉を加工した「びわ茶」をネットで販売する。
 ひじき漁におばあちゃんたちとでる。
 一本釣りであがったタイを産直で売り込む。
 山間の畑で自家用の野菜を育てている。

 反対運動の最前線で、マイクをにぎる・・・


・・・いろいろ考えさせてくれる映画でした。
また、映画を見た感想を、いろんな人と交換したいですね。



碧いびわ湖のブースでは、彩生舎の岡林さんもサポートに入ってくれて、
来場者とのいろんなやりとりを楽しませてもらいました~。




村上さん(碧いびわ湖・代表)は、母校の現役生(お向かいのブースだった
エコキャンパス・プロジェクトの学生たち)との交流もされてました。




上映会を準備された学生さんはじめ、みなさん、ほんま、お疲れ様でした~。


※参考

 映画『ミツバチの羽音と地球の回転』滋賀初上映会(案内)
 http://aoibiwako.shiga-saku.net/e454461.html

 

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