12/17なぜ私は原発差し止め判決を言い渡したのか

aoibiwako

2011年12月01日 21:21

政策フォーラム滋賀から、ご案内をいただきました。

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■■■第66回政策フォーラム滋賀定例研究会
 □□□テーマ「なぜ私は原発差し止め判決を言い渡したのか」

講師 たちばな法律事務所・弁護士(元判事) 井戸 謙一さん

日時 2011年12月17日(土)13:30~
場所 県立男女共同参画センター会議室 A


 市民か見ると、司法は国策を否定する訴えを認めにくいのではとい
う印象を強く持ちます。その代表格が原発政策ですが、「志賀原発2
号機を巡る訴訟」では当時裁判官であった井戸さんは「可能性とし
て、外部電源や非常用電源の喪失など、さまざまな故障が同時に発
生したときには多重防護が有効に機能するとは考えられない。炉心
溶融の可能性も考えられる。従って、原子炉を運転してはならない」
との異例とも言える判決を下しました。しかしながら、この判決文
での指摘は今回の福島原発事故で現実のものとなりました。

 「国の指示通りやっていることのどこが問題なのか」との批判、「
甘い想定のもと、声高に主張される安全神話」のなかでの勇気ある判
断。裁判官が世論に迎合してはいけないが、世論からまったく自由で
あることは許されない」との井戸さんの理念は明確です。

 そこで、なぜ国策に反する判決を下したのかについて、 弁護士 
井戸 謙一さんからお話を伺います。


井戸謙一先生の略歴
 昭和29年3月生まれ。東京大学教育学部卒業・昭和50年10月
司法試験合格。昭和54年4月裁判官任官。神戸地裁、大阪高裁、京
都地裁、大阪高裁を経て平成23年3月 裁判官依願退職。平成23
年4月弁護士登録後、現在に至る。

主催 政策フォーラム滋賀 
入場料 議員会員 無料
     一般会員・非会員 1000円

お申し込み等  辻川 作男
 ℡ 0749-62-4611 fax 0749-62-4617
アドレス sakuo-28★mx.biwa.ne.jp ★印を@に替えてください。


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