彦根の県立大学にて、「ケンダイ映画館をつくる会」による
上映会及び講演会があるそうです。以下、案内をいただき
ました。
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ケンダイ映画館をつくる会です。
来る2月20日(土)に開催予定の第3回上映・講演会概要を
連絡させていただきました。
ケンダイ映画館をつくる会
上映会及び講演会
(概要)
■日程
2月19日(金)・20日(土)
■開催時間
19日 13:00~15:00
20日 13:00~16:35
※2月19日(金)は講演会はおこなわず、作品の上映のみとなります。
■開催場所
滋賀県立大学 交流センター
大ホール
■上映会テーマ
「木」と「水」
■上映作品
1)「木の来た道 -ways of experiencing wood-」(フェアウッド・パートナーズ,2009年)
「木の来た道」は,身の回りにある家具や紙・木材製品の原料,例えば中国のロシア材の輸入・加工、日本の広葉樹製材、持続可能な木材調達に取り組む大手住宅メーカーなど、木材製品が私たちの手に来るまでにたどってくる様々な現場を取材し,グローバルな資本主義経済の下,森林や林業で生きる人々の生活と私達とのつながりを考える内容です。
より詳しくはフェアウッド・パートナーズのホームページをご覧下さい(トレイラー映像あり)。
http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/pr090423_publish_woew.html
2)「ペットボトルの水」(アジア太平洋資料センター(PARC),2007年)
「安全だから」「おしゃれなイメージがあるから」「水道水はおいしくないから」と、ペットボトルの水を買って飲む人が増えています。駅やコンビニで、 自動販売機で、ペットボトルの水が売られているところを目にすることも当たり前になりました。
ペットボトルに詰められた水の値段は、水道水のおよそ2000倍。それでも、ペットボトルの水の生産量や消費量、売り上げは急激に伸びています。 2005年には、1年間で日本に降る雨の25倍にもあたる1638億リットルもの水が世界中でペットボトルに詰められました。
ペットボトルの水が売れている理由はなんなのでしょうか。 「安全」とされるペットボトルの水は、水道水に比べて本当に安全なのでしょうか。ペットボトルの水の値段は、どうしてそんなに高いのでしょうか。 ペットボトルの容器は、どのように処理されているのでしょうか。また、水を売る企業が大量に地下水を汲み上げることが、自然界の水の循環や、地域の人びとにどんな影響を与えるのでしょうか。
日本をはじめ、アメリカ、パキスタン、タイ、インド、中国、そしてリサイクルの現場などの具体例を見ながら、「ペットボトルの水」を検証し、「公共 財」としての水を考えます。
【日本史聴覚協会 2007年優秀映像教材選奨 優秀賞受賞】
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/petbottle.html
■講師(20日のみ)
「木」:中澤健一氏(フェアウッド・パートナーズ,国際環境NGO FoE Japan)
「水」:広瀬恢氏(住環境疾病予防研究会幹事,株式会社日吉取締役,しがシックハウス対策研究会幹事)