住まいの小学校
琵琶湖博物館の職員さんから興味深いお誘いを
いただきました。今週日曜日です。お邪魔しようと
思っています♪
講師の鈴木有さんの住まいづくりには、環境生協
も水循環の部分で関わらせていただいた経緯も
あります。(もちろん、その頃は、私はまだ職員で
はないですが)
碧いびわ湖では、暮らしをエコロジーに心地よくす
るひとつのアプローチとして、「住まいづくり」(エコ
リフォーム)に力を注いでいく方針です。
碧いびわ湖(旧環境生協)には、水循環利用とい
う面では、1980年代から琵琶湖の水の富栄養化
を防ぐ県民運動として、市民による「水の自主管理
」をかかげ、(高性能)合併浄化槽の設置運動を推
進してきた実績があります。
また、太陽熱温水器や、雨水タンクも、旧組合員
の御宅への設置を進めてきています。
そうした技術を組み合わせ、「住まいの水循環」
としてトータルに表現されたのが、今回「住まいの
小学校」で講師をされる鈴木先生の御宅と言えま
す。もちろん、鈴木先生の御宅の場合、水循環だ
けにとどまらない様々な工夫がなされています。
代表の村上は、余呉の清水さん(エコワークス)さ
んのもとで3年間、大工修行をしてきた経験があり
ます。他方、私は「住まいづくり」という面に関しては、
まったく経験がないので、これからいろいろ学ば
せてもらいたいと思っています。というか、これまで
一戸建てに暮らしたことさえありません...苦笑。
ただ、都会の集合住宅でしか暮らしたことがないと
いう人は、私だけでなく、意外と増えているのでは
ないでしょうか?
そうした人の視点も加味しながらこれからの「住ま
いづくり」を考えていけたらと思います。
・・・とは言え、まずは勉強。日曜日の「住まいの小
学校」がいまから楽しみです♪
*
木考塾「住まいの小学校」
<第3回>
日時:10月25日(日)13時30分~16時30分
会場:琵琶湖博物館 セミナー室
話題提供:鈴木 有さん(木考塾会員、木構造研究者)
「わが家の住まいと暮らし-エコロジー住宅で地震に備える-」
参考文献:
鈴木有・鈴木ゆみ「雨も嬉し、晴も好し」
(建築防災 2002年2月号、財団法人日本建築防災協会 発行)
木考塾ブログ
http://sumainosyogakkou.shiga-saku.net/e338706.html
木考塾ウエブサイト
http://www.mediawars.ne.jp/~mokkou/
*
木考塾について
(ウエブサイトより引用)
「先人から受け継がれてきた伝統的木造住宅や
木造軸組工法住宅(木造在来工法住宅)がもつ
技術的な知恵や工夫などを学ぶなかで、人間が
生活を営む基盤としての住宅について、そのあり
方を住宅建設に携わるものだけでなく、住まい手
の方々と共に、もう一度原点にもどって考えてみ
ようとするものです。
木造在来工法住宅については、その歴史が長い
にもかかわらず、研究が進んでいないのが現実
であり、私たちは自らの知識や技術を向上させる
ための学習会やセミナー、情報交換会などの開
催を行なうとともに、受け身ではなく、会員一人一
人の自主性のもとに、自分でできることを提供し
合いながら、お互いを高め合おうとするものです。
また、この会は、木造在来工法住宅について学び、
研究した内容について、広く一般の人々に広報す
ることも目的の一つとしています。」
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