今年も生命保険協会滋賀県協会から、福祉施設への粉せっけんの寄贈をご依頼いただきました。

aoibiwako

2014年10月22日 22:30




県内に事業所を持つ生命保険会社で構成されている生命保険協会滋賀県協会さんでは、毎年、社員さんから寄付を募って、社会福祉施設(小規模多機能型居宅介護や障がい者グループホームなど)への車両と粉せっけんの寄贈をされています。

粉せっけんの寄贈については、2004年からは毎年、碧いびわ湖(当時は環境生協でした)に依頼をしてくださっていて、今年も153施設に「粉せっけんびわ湖」と「液体せっけんゆう」(いずれも使用済み食用油を原料にしたリサイクルせっけん)お届けする予定です。

去る10月21日に県立長寿社会福祉センターで贈呈式があり、びわ湖放送の「きらりん滋賀」でも取り上げていただきました。

生命保険協会滋賀県協会の畑野副会長のご挨拶では、
「打ち上げ花火的な一回きりのイベントではなく、小さくても毎年続けられる事業が大事だと考えて、この事業を継続している」
「琵琶湖の環境改善には、下水道整備などの成果もあるが、碧いびわ湖さんのような地道な啓蒙活動が果たしている役割は大きい」
など、とてもうれしいお言葉をいただきました。

また、贈呈させていただいた団体さんからも
「シーツを洗ったりするのに使わせていただいて、利用者さんのところに届けるととてもよろこんでくださる。」(草津市のにぎやか会総務課長 西川敦之さん)
「肢体の不自由な方もあり、できるだけ身体にもいいものを選んで使っている。からだにも環境にもいいものでとてもありがたい」(大津市のやまびこ総合支援センター所長 小原田啓子さん)
などのお言葉をいただくことができました。また、各施設での取り組みや背景にある想いなどをお伺いさせていただくことができ、心温まるひとときでした。

碧いびわ湖代表理事の村上からも、碧いびわ湖の活動の概要と、粉せっけんびわ湖の紹介などをお話しさせていただいたうえで、「健やかな暮らしのためには、健やかな地域コミュニティが必要/健やかな地域コミュニティをつくるためには、多様な人が互いに受け容れあい、支え合って暮らせることと、身近な自然を活かして暮らすことが必要/その点からも福祉と環境は根っこが同じ。これからも地域の中で共に活動させていただきたい」といった趣旨の挨拶をさせていただきました。

これから年末にかけ、順次、県内各地の施設にお届けさせていただきます。






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